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本能寺は昔、六角大宮にありました

本能寺写真はウィキペディアより

本能寺は織田信長が本能寺の変で明智光秀によって襲撃され、自刃したところとして有名です。
今こそ京都市役所の南に位置していますが、応永22年(1415年)の建立以後度々の焼失に会い、その場所を変えて現在に至ります。
その移転の過程の一時期、永享5年(1433年)には六角大宮にあり、ここで本能寺の変が起こりました。
それは三条会商店街にある当店から歩いて2分程度の場所にあったということになります。

本能寺の変で信長が自刃した当時は、当然チカタ薬局は存在しなかったのですが、本能寺の史跡が近くにあることで、なんだか昔のその時代へ想いが飛んでいきます。
本能寺は何度も「火」に焼かれたことから、後世では本能寺の文字「能」にある「ヒ」を忌み嫌い、その部分は他の表現をするのが習わしとのこと。
その気持ち、何となくわかるような気がします。
中京区油小路錦下ルのかつての本能小学校跡、旧玄関横には説明板が設置され、本能寺の歴史が掲載されています。

本能寺跡の石碑

そういえば、当店にご来店いただくお客様は、日頃から三条会にお買い物をされることもあり、堀川通りを渡ってまで来ていただいていることに感謝しています。

小学生の社会勉強 三条会商店街にて

小学生の社会勉強

黄色い帽子の小学生たちが、社会勉強のためにチカタ薬局へやってきました。

10月23日、京都市伏見区の羽束師小学校から100名以上の生徒が三条会商店街を訪問し、4人1組で興味のあるお店を訪れ、様々な質問を投げかけてきます。
チカタ薬局には8グループ、30名ほどの小学生が来店して、いろいろな質問を受けました。

  • 何が良く売れますか?
  • 全部で商品数はいくつありますか?
  • 商品の棚に「のど」「はな」と書いてあるのはなぜですか?
  • なぜお店を始めたのですが?
  • 自分で買えるお薬はありますか?

最近はスーパーやコンビニでも薬が販売されるようになり、手軽に薬を手に入れることができるようになった半面、店員との会話が減ってしまったような気がします。
このような質問のやりとりができるのも、やはり街の商店ならではだと思います。子どもたちの勉強になるように、質問にはわかりやすい言葉で回答しました。

スーパーやコンビニも良いけれど、アーケードのある三条会商店街は業態の違う商店が並び、店主や店員と気軽に会話できるのがいいところです。
商店で買い物をする機会が減ったからか、子どもたちにとって三条会商店街でのやりとりはとても新鮮だったようです。