月別アーカイブ: 2015年2月

東京駅も百年、三条会商店街も百周年

東京駅百周年 ライトアップ

あの東京駅が昨年末に開業百年を迎えたことを受け、趣あるレンガ造りの駅舎がライトアップされていました。

偶然ですが、当店のある三条会商店街も昨年創立百周年を迎えました。三条会商店街は今から100年前の1914年(大正3年)、三条通りにある商店の集まりとして三条会が発足したことが始まりです。

おそらく創立の年、大正3年(1914年)は明治から大正に移り国内も近代化が進む時、人や物の移動が盛んになり活気が出てきたころなのかなあ、と想像します。

東京駅百周年 ライトアップ

東京駅のレンガ造り駅舎は、関東大震災、第二次世界大戦時の東京大空襲等の大きな試練を乗り越えてきた建物です。三条会商店街も100年という長い年月の間に、先人の苦労と開拓精神があったからこそ今があるとつくづく思いました。

東京駅だけでなく、丸の内でも有楽町と大手町の間にある240本の街路樹がイルミネーションで美しく輝いていました。

丸の内イルミネーション

今冬2度目 医療・調剤機器の展示会へ行きました

医療機器展示会 大阪

2月15日に医薬品卸大手のA社主催で、医療機器・調剤機器など60社近くの企業・団体が参加した医療関係者向けの展示会が大阪市内で行われたので、見学に行ってきました。

対象は医院・病院、調剤薬局で、会場には医師、薬剤師をはじめ、その関連スタッフなど関係者が来場していました。

この会場にはメインの画像診断・検査機器をはじめ血液・検体検査関連機器、調剤機器、IT関連機器、リハビリ機器、施設設備関連機器、栄養食品、医療材料・衛生材料、白衣・ユニフォーム、経営サポートなど、それぞれの関係企業がブースを設け展示・説明が行われていました。

医療機器展示会 大阪

調剤の分野では、散薬・錠剤分包機、一包化錠剤鑑査機、全自動PTP払出機、さらに保険調剤に欠かせないレセプトコンピュータ、電子薬歴などのソフトを中心に最新の情報が展示されていました。中には、患者さんに家庭で薬をきちんと服用してもらえるようにその手助けをする服薬支援ロボもありました。

また、同会場の一角にはセミナー会場も設けられ、14日(土)と15日(日)に分けて、スマホ時代に適したホームページの作成術、電子カルテ時代に適応した事務スタッフの養成方法、医療機関での介護報酬改定対応戦略、更には税制改正を見据えた事業継承・相続対策などの講演も行われていました。

調剤薬局にとって、衛生材料など進んでいる現物を見ることもでき、また最新の先端機器類、時代に適した医療機関の経営に関する幅広い情報の入手もできる貴重な機会です。

日々街の薬局として業務に携わっている一方で、時には実際の機器や最新の情報に接するのも重要です。

節分そして立春 春はすぐそこまで

武信稲荷神社

2月の声を聞くと、もうすぐ春が来るという期待が湧いてきます。

2月2日(月)の節分には、当店のある三条会商店街の近所の神社にお参りに行ってきました。

街の薬局・近所の薬局の当店には、同じ町内にある御供神社の他、史跡神泉苑には恵方があり、武信稲荷神社があり、それぞれ節分祭が行われていました。武信稲荷では参拝者に甘酒も振る舞われ、その温かい味に春が感じられました。

恵方巻き

夜には恵方巻き。

この恵方巻きは元々は関西の風習だったようですが、お寿司屋さんなどの広報活動で今では全国に広まりました。節分の夜、その年の恵方を向いて家族一同でこの恵方巻きを無言でまるかぶりすると良いことがやってくる、と、あるお寿司屋さんの包装紙には説明が添えてありました。

今年の恵方は西南西、その方角を向いて黙ったままで食べました。今年も豆まきもして、暦の上だけとはいえ春の到来を喜びました。

神泉苑 節分

神泉苑には日本でただ一つの恵方社「歳徳神」があります。「えほうしゃ」と呼んだり地元では「えほうさん」と呼ばれています。

神泉苑 節分恵方

毎年その年の恵方の方角に向きを変えることで知られています。