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「薬局活用術」クラスAネットワーク Life 5月号より

クラスAネットワークの情報誌「薬局活用術」5月号に薬局の活用の仕方が掲載されています。6月の第1週には薬局に行こうウイークが展開されますので、掲載内容をまとめてご紹介します。

薬局は地域の健康を応援します

薬局は薬を出してくれるところ、であることは主な仕事ですが、それだけではなく「健康を相談するところ」として地域の人々をサポートしていますので、もっと気軽にご活用ください。

以下、薬局の仕事をまとめています。

  1. 薬局で健康のことも相談できるの?
    薬局の薬剤師は医療人の一人として、薬だけではなく健康についての知識も備えていますので、地域の健康アドバイザーとして様々なご相談に応じることが出来るのです。
  2. かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師とは
    どんな薬を飲んでいるのか、薬と患者さんの体質との関係などを把握してくれている薬局、薬剤師のことです。かかりつけを持っていると薬の飲み合わせや、くすりの重複に係る相談に応じることが出来ます。
  3. 処方箋はいつ薬局へもっていけばよいのか
    処方箋に医師が発行した日付が記載されていて、有効期限はその日を含めて4日間。(日曜・祝日も日数にカウントします。)有効期限を過ぎると薬局でお薬を受け取ることが出来ません。
  4. 保険証を提示しなければいけないことがあります
    薬局で調剤を行う保険調剤では自己負担以外は医療保険でまかなわれます。そのため必要があるときは健康保険証のご提示いただくことがあります。
  5. お薬手帳を持って行ったほうがいい
    お薬手帳は処方された薬の名前や量、回数などを記録する手帳です。記録があると薬の重複や飲み合わせなどがより正確にチェックできます。お薬手帳が複数ある時は1冊にまとめましょう。
  6. 処方箋を受け取ってから薬剤師は・・・
    薬剤師は内容を細かく確認します。疑問が出たときは処方医に問い合わせすることもあります。そして、薬の準備をします。粉薬や液剤は計量し、分包します。薬がきちんとそろっていることを確認後、患者さんにお渡しします。
  7. 症状をお聞きすることがあります
    処方箋にはお薬の情報は記載されていますが、病気の状態や体調の変化などの詳細は書かれていません。場合によっては処方箋内容がその方の状態にあっているか確認するため、病気や症状、アレルギーの有無などをおたずねすることがあります。

同誌では、このようなことをはじめ薬局で相談したい薬のこと、健康のことについても、掲載されています。

薬局で相談したい「薬のこと」、「健康のこと」

薬を選ぶとき
1. 処方薬と一般薬はどう違うの?
2. ジェネリック医薬品とは何?
薬を飲むとき
3. 年をとって今までの薬が飲みにくくなった
4. 妊娠したら薬は飲めないの?
5. 食事時間は不規則で、決まった時間で飲めない
6. どのくらいの量の水で飲んだらいいの
7. 錠剤を砕いて飲んでいいの?
8. 薬を飲むのを嫌がる子供へのよい方法は?
薬を飲んだ後
10.薬の飲み忘れに気がついたときは?
11.服用後、かゆみや吐き気などが出てきたら?
12.症状が治まったら薬を飲むのを止めてもいい?
13.薬の種類が多くて飲み忘れてしまう

健康のこと
食事・運動・睡眠
1. 減塩するように言われた
2. 健康食品に興味がある
3. 運動を勧められた
4. よく眠れない
5. 禁煙したい

介護・在宅のこと