セピア色の四条大橋 橋のたもとの建物「レストラン菊水」も百年

レストラン菊水

ここに1枚の写真があります。元々は白黒ですが、最新の技術で当時の色が再現されたようです。

さて、この場所は京都の鴨川沿い、あの四条大橋です。時期は昭和の初期になります。
中央の建物は四条大橋東詰め北側(四条通り川端交差点の西北)に位置するレストラン菊水です。

http://www.restaurant-kikusui.com/

大正5年創業のこのレストランは大正15年にこの建物を新築されたとのことで、以来ずっとこの地で洋食を提供してきた京都を代表するお店。この建物は四条大橋とともにこの付近の情景に長い間すっかり溶け込んできています。また国の登録有形文化財にも指定されています。

喫茶、洋食、ランチ、フルコース、パーティー、ダンスパーティー、そして夏場は屋上のビアガーデンも開催されます。

一方、この四条大橋の西南には大正5年に建築された同様の歴史ある建物があり、ここも京都を代表する中華料理のお店「東華菜館」。四条大橋を挟んで東北と西南、両者とも周りの風景にすっかり溶け込んでいます。

この二つの建物から、昭和初期の京都人の心意気が時を超えて伝わって来るようです。

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