市販薬(OTC医薬品)の上手な使い方について、チカタ薬局も加盟するクラスAネットワークの健康情報紙「Life」が分かりやすくまとめて掲載しています。その内容からご紹介します。
お医者さんにかかるほどでない軽い症状のときなど、市販薬の中から自分に合ったお薬を買う時のポイントは・・・・
1.購入時に、できるだけ多くの情報を薬剤師に伝えよう
市販薬は一般に、処方せん薬に比べて効果が弱いものが多いとされていますが、副作用と無縁というわけではありません。消費者庁によりますと、この5年間(平成21年度~25年度)で1225例の重い副作用が報告されていて、市販薬と言えども油断はできません。
副作用を起こさないようにするには、購入する際に使用する人の情報をできるだけ詳しく薬剤師さんに伝えることが大切。それによって薬剤師さんは多くの市販薬の中からその人の症状に合った、かつ安全な薬を提案してもらえます。
(1)薬を使う人の年齢
(2)いつ頃からどのような症状が現れてきたか
(3)医療機関で治療を受けている場合はその内容と服薬中の薬の名前を
(4)同じような症状の経験があったか、あった時の薬の銘柄は
(5)その薬によるアレルギーや副作用の経験はあるか
(6)妊娠あるいはその可能性があるか、授乳中か
(7)車の運転をするか
これらのことを薬剤師さんに伝えましょう。今回第1回目は以上です。
このあとのテーマ、
2.薬を選んだら、服用の注意点などを確認しましょう。
3.かかりつけ薬局とお薬手帳を利用してより安全に
は、後日改めてご紹介いたします。
クラスAネットワークは、全国の調剤薬局5300店舗から構成されるグループで、チカタ薬局も加盟しています。