今ではすっかり見られなくなってしまったお店の前の人だかり。この写真は昭和40年代後半頃の三条会商店街の様子です。
この日は特に「タイムサービス」と銘打って金曜日の午後3時から4時まで各商店が売り出しをしていました。祇園祭も近い7月のある金曜日だったようです。
何か目玉商品を扱い、いつもよりは価格も安い目に設定。そこにお客さんが集まり、自然に「人だかり」ができる。賑わい、活気が伝わってきます。
賑わいの絶えない三条会商店街を目指して
今では普段の人だかりはなくなりましたが、七夕夜市や地ビール祭のようなイベント開催時はたくさんの人が三条会商店街に集まり、昔の賑わいを思い出させてくれます。
客数の減少に悩む商店街が多い中で、イベント開催時とはいえ今でもこれだけの賑わいを見せる商店街は、京都市内では三条会商店街を含めて数えるほどしかありません。
三条会商店街は、これからも「人だかり」と「人通り」が絶えない商店街を目指して努力していきます。