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祇園祭後祭

祇園祭後祭
7月24日(水)三条会商店街は、夕方から祇園祭の後祭で賑わいました。

四条御旅所に置かれていた(泰安と言うそうです)お神輿三基が市内の氏子町を練り歩き、二条城の南側にある神泉苑に向かいます。
そして、三条会商店街の一角にある御供社(ごくうしゃ)で祀られ、最後は八坂神社へ宮入されます。
祇園祭といえば、宵山や山鉾巡行が注目されますが、毎年7月24日の祇園祭「還幸祭」、神輿の巡行も祇園祭の中心行事です。

元々の由来は、896年に平安京を原因不明の疫病が襲い、その原因と考えられた疫神や怨霊を鎮めるための御霊会が行われたことが始まりです。
御霊会は、平安京の中にある巨大な庭園だった神泉苑の池のほとりで行われ、当時の国の数と同じ六十六本の鉾を立て、祇園社(今の八坂神社)からスサノオノミコトなど三基の神輿(みこし)を迎えました。
その後、神泉苑の南端に社が作られ、これが今の御供社となっています。

さて、そのおみこしの担ぎ手は三若神輿会・四若神輿会・錦神輿会の3団体があって、三条商店街と関係が深いのは三若神輿会(さんわかしんよかい)です。
三若とは三条台若中衆の略称で、神泉苑の南側や三条会商店街付近の旦那衆により運営されています。

今年も3基のおみこしが三条会商店街を練り歩き、威勢のいい担ぎ手から、こちらも元気をもらいました。
でも、このようなときこそ、夏の保健薬の大切さを思い起こします。
夏は熱中症や脱水などの症状が起こりやすい時期です。
みなさんもこまめに水分を補給して、この夏の猛暑を乗り越えてください。