薬学部実習生「時間の過ぎるのが速い」と

チカタ薬局 薬学部実習生 実務実習

 今年も1月から3月にかけて、薬学部の実習生がチカタ薬局で実務実習を行いました。

 6年制薬学部生の5年次に病院、薬局でそれぞれ11週づつ実務実習が義務付けられており、当チカタ薬局にもこの制度の発足した平成22年以来、毎年2~3名の薬学部生が実習に来ています。

 薬局内での実務面での実習の他、医薬品卸の流通センター、夜間休日急病診療所、特別養護老人ホームも実際に見学して、目で見て実際の現場を知る貴重な体験をしています。

 更に在宅患者さんのお薬の管理にも現役薬剤師に同行して見学したり、また学校薬剤師に同行し、空気検査など学校で活動する様子を見学しました。

 その実習終了時点で実習生さんに聞きました。

 11週間は感覚的には短かったようで、薬局での薬剤師さんの仕事はお薬を患者さんにお渡しするだけでなく、会話を通じてやりがいを感じたそうです。薬剤師さんは来店された患者さんのお顔とお名前がすぐに一致することにも驚きを感じ、またほとんどのお客さんがお薬手帳を持参されていることにも感心したとのこと。

 特に在宅患者さん宅での薬剤師の活動について、実際に同行し見学できたことは新鮮な思い出になったようです。

 一方、当店が京都三条会商店街の中に位置する地域密着型の薬局であることから、商店街の魅力も少しは知ってもらえたようです。

 最後にこの実習生さんは「将来自分の家族、友達にアドバイスできるような薬剤師になりたい」とその抱負を語っていました。

写真は調剤室で実習をする薬学部実習生さん

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