「街の薬局」にメディア取材2件

チカタ薬局 メディア取材

1月の中旬、チカタ薬局に2件のメディア取材がありました。

大手新聞社Y社の記者が来店し、街の薬局、かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師といった、地域で地元で営業している日常の薬局としての様子を取材に来られました。

店主の管理薬剤師が取材を受け、日頃の仕事の様子を紹介。それは特別なことではなく、ごくありふれた、淡々とした対応を日々繰り返していることを申し上げ、営業の一端を垣間見ていただきました。

保険調剤、一般用医薬品などの販売、在宅患者さんのお薬の管理、そして日常のお薬に関するお問い合わせなど、地域の皆さんとの関係が一番多いのが街の薬局の特色であることもお話ししました。

チカタ薬局 メディア取材

また、もうひとつの取材は観光客向けフリーペーパーの制作会社の担当者2名が来店。冊子の「商店街版」(クーポン付きフリーペーパー)に掲載していただくことになり、あらかじめ提出したおいた当店のプロフィールなども参考に、制作会社のを担当者から若干のインタビュー。店内の様子や通りからの店構えなどの撮影も行われました。

かかりつけ薬剤師・薬局へ

選んでください あなたのかかりつけ薬局に

「患者さんのための薬局ビジョン」が厚生労働省から発表されました。そこには「かかりつけ」へ、「地域」へと示されています。

日本薬剤師会のホームページにも「かかりつけ薬局」についての説明が掲載されています。
http://www.nichiyaku.or.jp/kokumin.php?global_menu=&side_menu=%E5%90%84%E7%A8%AE%E8%B3%87%E6%96%99&contents=%E8%B3%87%E6%96%99&id=1016

 今後「重度な要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らし」を続けることができるように、医療・介護・住まい・生活支援などが一体的に提供されるシステム、地域包括ケアが求められます。

 またこのビジョンでは、かかりつけ薬剤師・薬局が持つべき機能として次の3つを挙げています。

 1.お薬手帳等を活用しその患者さんのかかっている医療機関や服用の一元的・継続的な管理
 2.電話相談など24時間対応・在宅対応
 3.医療機関等との連携

 さらに、くすり中心の業務から患者さん中心の対人業務へと求められます。

 日本薬剤師会の山本信夫会長は日本薬剤師会雑誌1月号の新年のご挨拶の中で、住民・患者さんから信頼されて選ばれた選ばれた「かかりつけ薬剤師」「かかりつけ薬局」が、地域包括ケアシステムの中で多職種と連携して患者さんの安全確保と医療の質の向上を図り、患者本位の医薬分業を一層普及させるとともに地域住民の健康をサポートしていくことは極めて重要、と述べられています。

 「かかりつけ薬剤師」とは、患者さんが使用する医薬品について一元的かつ継続的な薬学管理指導を担い、医薬品、薬物治療、健康等に関する多様な相談に対応できる資質を有するとともに、地域に密着し地域住民から信頼される薬
剤師のことです。

 「かかりつけ薬局」とは、地域に必要な医薬品等の供給体制を確保し、その施設に従事する「かかりつけ薬剤師」が患者さんの使用する医薬品の一元的かつ継続的な薬学管理指導を行っている薬局のことです。