チカタ薬局 日々のできごと」カテゴリーアーカイブ

中国語のタブレット通訳サービス「トラベルパッド」を試験導入

株式会社アドリンクが提供する通訳タブレット端末「トラベルパッド」は、新しい世界を見せてくれました。

Screenshot of addd-link.co.jp

株式会社アドリンク

京都三条会商店街にあるチカタ薬局には、時折、中国からの観光客も来られます。

当店スタッフだけでは充分なコミュニケーションが取れないため、このたび通訳タブレット端末「トラベルパッド」を使って、中国からのお客様向けとして、専門の通訳サービスの提供を受けることにしました。

中国語翻訳サービス 店頭掲示

中国からのお客様・・・通訳者・・・当店チカタ薬局担当者 の3者で、一つのタブレット型端末の画面を介してお客さんの要望、当店からの説明などを加えて、より正確で信頼される医薬品提供サービスへと繋げていくものです。

1週間限定の試験導入として6月15日(月)から20日(土)の一週間だけ、当店内にトラベルパッドを設置し、当店であれこれ試してみました。

タブレットにあるビデオカメラを通じて、お客さんー当店担当者ー通訳が、あたかも現場で3人が話し合っているかのようにコミュニケーションできます。

基本はタブレットを介して1対1の対話ですが、対話が終われば別の1対1の会話にタブレットを持ち変えるだけで切り替わります。

翻訳タブレット トラベルパッド使用中

写真は当店担当者とお客様(右側)がまん中のタブレットで会話をしているところ。

神泉苑祭り お稚児さん行列も

神泉苑祭り

大型連休後半の5月2日から神泉苑祭りが行われました。

神泉苑祭りは5月2日(土)~4日(月)にかけて、平安京内裏の庭園として造られた神泉苑でさまざまなイベントが開催されます。神泉苑は源義経と静御前が出会った場所としても伝えられています。

神泉苑

5月3日(日・憲法記念日)午前の子どもみこし巡行に続き、午後はお稚児さんの行列が行われました。

三条会商店街の近くにある洛中小学校区(旧乾校、旧教業校)、朱雀第一小学校区の2学区からお稚児さん行列の幼い子供たちが集まりました。

神泉苑祭り

子供たちの元気な成長を祝い、今後の成長を祈願し、親御さんたちも着飾って一緒に歩く姿に、行く先々で町内のお知り合いの人々も「おめでとう、かわいいね」の声をかけていました。

spring has come

三条会商店街 三条公園

春が来ました。当店近くにある三条大宮公園の3月27日(金)午前9時過ぎ。よく晴れて空も青く日差しがすっかり春になりました。

大相撲春場所も終わり、春の選抜高校野球も5日目を迎え、プロ野球も27日から開始、学校の卒業式も終わり、人事異動で転勤する人も新勤務地へ移動の真っただ中、入学式を前に準備に忙しい人、就職や入学で郷里を離れる人、新しい街に入ってくる人、・・・

梅の季節から桜の季節開始の予感。3月末が近くなり春到来を思わせる三条大宮公園の景色ですが、あと10日もすれば桜満開の三条大宮公園をお見せできるでしょう。

三条会商店街 アーケード上のネコ

あ、ネコちゃん、そんなところで何してるの? アーケードの鉄骨でしばし休憩か?

これも3月27日(金)のお昼前、三条大宮公園の北側、アーケードを見上げるとこのように誰からも邪魔されない場所にいました。ときどき見かけられる光景なんです。

三条会商店街は全長800mのアーケードがあり、お買い物にはカサのいらない「365日晴れの街」ネコちゃんもその恩恵にあずかっています。

三条会商店街 三条公園の桜

桜が咲き始めました。3月28日(土)午前10時ころの三条大宮公園北西にある桜です。地元では「どこか桜見物に遠出しなくてもここで楽しむことができる」の声もあります。

その公園の3月31日(火)午前9時半頃、桜の木の下で近くの人たちが集まって体操をされています。

三条会商店街 三条公園の桜

そして4月2日(木)、暖かく晴れたこの日、公園のさくらは満開のようです。

二条駅前の桜

4月3日(金)午前10時半頃、雨模様ですが、JR二条駅前広場の桜です。

中京中学正門付近の桜

続いて中京中学正門付近の桜。

セピア色の四条大橋 橋のたもとの建物「レストラン菊水」も百年

レストラン菊水

ここに1枚の写真があります。元々は白黒ですが、最新の技術で当時の色が再現されたようです。

さて、この場所は京都の鴨川沿い、あの四条大橋です。時期は昭和の初期になります。
中央の建物は四条大橋東詰め北側(四条通り川端交差点の西北)に位置するレストラン菊水です。

http://www.restaurant-kikusui.com/

大正5年創業のこのレストランは大正15年にこの建物を新築されたとのことで、以来ずっとこの地で洋食を提供してきた京都を代表するお店。この建物は四条大橋とともにこの付近の情景に長い間すっかり溶け込んできています。また国の登録有形文化財にも指定されています。

喫茶、洋食、ランチ、フルコース、パーティー、ダンスパーティー、そして夏場は屋上のビアガーデンも開催されます。

一方、この四条大橋の西南には大正5年に建築された同様の歴史ある建物があり、ここも京都を代表する中華料理のお店「東華菜館」。四条大橋を挟んで東北と西南、両者とも周りの風景にすっかり溶け込んでいます。

この二つの建物から、昭和初期の京都人の心意気が時を超えて伝わって来るようです。

東京駅も百年、三条会商店街も百周年

東京駅百周年 ライトアップ

あの東京駅が昨年末に開業百年を迎えたことを受け、趣あるレンガ造りの駅舎がライトアップされていました。

偶然ですが、当店のある三条会商店街も昨年創立百周年を迎えました。三条会商店街は今から100年前の1914年(大正3年)、三条通りにある商店の集まりとして三条会が発足したことが始まりです。

おそらく創立の年、大正3年(1914年)は明治から大正に移り国内も近代化が進む時、人や物の移動が盛んになり活気が出てきたころなのかなあ、と想像します。

東京駅百周年 ライトアップ

東京駅のレンガ造り駅舎は、関東大震災、第二次世界大戦時の東京大空襲等の大きな試練を乗り越えてきた建物です。三条会商店街も100年という長い年月の間に、先人の苦労と開拓精神があったからこそ今があるとつくづく思いました。

東京駅だけでなく、丸の内でも有楽町と大手町の間にある240本の街路樹がイルミネーションで美しく輝いていました。

丸の内イルミネーション

今冬2度目 医療・調剤機器の展示会へ行きました

医療機器展示会 大阪

2月15日に医薬品卸大手のA社主催で、医療機器・調剤機器など60社近くの企業・団体が参加した医療関係者向けの展示会が大阪市内で行われたので、見学に行ってきました。

対象は医院・病院、調剤薬局で、会場には医師、薬剤師をはじめ、その関連スタッフなど関係者が来場していました。

この会場にはメインの画像診断・検査機器をはじめ血液・検体検査関連機器、調剤機器、IT関連機器、リハビリ機器、施設設備関連機器、栄養食品、医療材料・衛生材料、白衣・ユニフォーム、経営サポートなど、それぞれの関係企業がブースを設け展示・説明が行われていました。

医療機器展示会 大阪

調剤の分野では、散薬・錠剤分包機、一包化錠剤鑑査機、全自動PTP払出機、さらに保険調剤に欠かせないレセプトコンピュータ、電子薬歴などのソフトを中心に最新の情報が展示されていました。中には、患者さんに家庭で薬をきちんと服用してもらえるようにその手助けをする服薬支援ロボもありました。

また、同会場の一角にはセミナー会場も設けられ、14日(土)と15日(日)に分けて、スマホ時代に適したホームページの作成術、電子カルテ時代に適応した事務スタッフの養成方法、医療機関での介護報酬改定対応戦略、更には税制改正を見据えた事業継承・相続対策などの講演も行われていました。

調剤薬局にとって、衛生材料など進んでいる現物を見ることもでき、また最新の先端機器類、時代に適した医療機関の経営に関する幅広い情報の入手もできる貴重な機会です。

日々街の薬局として業務に携わっている一方で、時には実際の機器や最新の情報に接するのも重要です。

節分そして立春 春はすぐそこまで

武信稲荷神社

2月の声を聞くと、もうすぐ春が来るという期待が湧いてきます。

2月2日(月)の節分には、当店のある三条会商店街の近所の神社にお参りに行ってきました。

街の薬局・近所の薬局の当店には、同じ町内にある御供神社の他、史跡神泉苑には恵方があり、武信稲荷神社があり、それぞれ節分祭が行われていました。武信稲荷では参拝者に甘酒も振る舞われ、その温かい味に春が感じられました。

恵方巻き

夜には恵方巻き。

この恵方巻きは元々は関西の風習だったようですが、お寿司屋さんなどの広報活動で今では全国に広まりました。節分の夜、その年の恵方を向いて家族一同でこの恵方巻きを無言でまるかぶりすると良いことがやってくる、と、あるお寿司屋さんの包装紙には説明が添えてありました。

今年の恵方は西南西、その方角を向いて黙ったままで食べました。今年も豆まきもして、暦の上だけとはいえ春の到来を喜びました。

神泉苑 節分

神泉苑には日本でただ一つの恵方社「歳徳神」があります。「えほうしゃ」と呼んだり地元では「えほうさん」と呼ばれています。

神泉苑 節分恵方

毎年その年の恵方の方角に向きを変えることで知られています。

医療機器の展示会へ行きました

医療機器展示会

1月24日土曜日に、医院、病院やチカタ薬局のような調剤薬局を対象とした医療機器などの展示会がありました。

これは医薬品卸会社の一つ、K社の京都地区担当部門が開いたもので、会場には医師や薬剤師など、医療関係者の皆さんが来場されていました。

医療機器展示会

調剤薬局関係では、最新の電子機器・システム、調剤機器、調剤関連材料、衛生材料、流動食や経口栄養剤などの食品もありました。

医薬品の情報とは違って、薬局向けの調剤機器を中心とした最新の機器類や、調剤に使う便利なグッズ、また、患者さんにとって便利な機材などもあり、いろいろ参考になります。

医療機器展示会

在宅の患者さんとそのご家族にとって参考になる食品もあり、幅広い情報を収集することができました。

2015年の正月は大雪 三条公園も銀世界

三条会商店街 雪の三条公園

2015年初頭、元旦の午後から3日未明にかけて、京都市内が大雪に見舞われました。

チカタ薬局のある三条会商店街の三条公園の雪景色は本当に久しぶり。気象台の発表する積雪情報も15センチ~30センチと流れました。

三条会商店街 雪の三条公園

写真は3日(土)朝9時ころの様子。たぶん20センチ近いかな。久しぶりに子供たちが大きな雪だるまを家の前や公園にも作っていました。まるで北陸・東北・北海道等の雪国のような光景です。

三条会商店街のアーケードに雪が積もる

もちろん三条会商店街にはアーケードがあるので、道路の歩行は問題なし。「365日晴れの街」という名称は本当にその通りです。でも、アーケードに雪が積もってちょっと薄暗いのが難点ですが・・・

二条城で「アートアクアリウム城」が開催されました

二条城アートアクアリウム

チカタ薬局のある三条会商店街から徒歩で約15分のところに、世界遺産の二条城があります。

その世界遺産登録20周年記念として、金魚の美と京都の伝統工芸を融合させたアート空間、「京都 世界遺産登録20周年記念 アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~ 」が12月14日(日)まで開催され、大盛況のうちに終了しました。

アートアクアリウム 金魚の美を愛でる全く新しく涼しいアートアクアリウム空間
http://h-i-d.co.jp/art/

アートアクアリウムは元離宮二条城内や、一般非公開の二の丸御殿中庭を中心に、和をテーマにデザインや光、音などで演出した水槽などが展示されていました。

二条城アートアクアリウム

金魚の水槽を背に、劇団荒城の花形、荒城蘭太郎さんが「花魁の舞」を披露されています。

二条城アートアクアリウム 荒城蘭太郎 花魁の舞

また、アートアクアリウムを代表する世界で最も巨大な金魚鉢「花魁」や、京友禅を埋め込んだ「キモノリウム」なども見応えがありました。

二条城アートアクアリウム 花魁

連日たいへん多くの来場者で、入場まで長い列が出来ていました。

毎日午後5時~10時まで、入城は午後9時半まででした。通常の入城時間と入れ替え制になっています。